SnowManの10人目、ドライ気味 (ページ32)

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碓氷side

僕自身の性質がフレンドリーなんかではないことは、自覚がある。

多分、その性質を矯正する機会は今までにもあった。
けど、結局矯正できることも無いまま、
そのままずるずるとここまで来てしまった。
で、その弊害がモロに出てしまっている。

「‥‥目黒くんに嫌われた？」

ラ「え？」

元々、目黒くんとの間には距離があった。
人との関係の構築を、相手側に依存する僕だったから。
動画とかでカメラが回っている時はともかく、
そうでなければ最低限の会話しか無かった。

それで、今日。

僕は3番目で、既にラウと目黒くんがいた。
そして、僕が来たら、目黒くんはどこかに行ってしまった。
‥‥勝手極まりないけど、挨拶に返答もしてもらえなかった。

とうとう嫌われたのかも知れない、なんて思わざるを得ないというか。
むしろ、今まで見捨てられなかったのが奇跡というか。

翔太くんと照くんは例外として、
ラウとふっかさんはなんだか上手いこといった感じ。

でも、阿部さん、宮舘さん、佐久間さん、康二くん、後、目黒くん。
5人と僕では、なんとも言えない、
けど、無視するわけにはいけない距離感がずっとある。

ラ「そ、そんなことはないと思うよ？」

‥‥こうやって、年下の子に気を遣われてる時点で、
既にかなりアウトな気がしてならない。

健人くんはともかく、樹たちに知られたら絶対ネタにされるやつ。