魔法の使えない男と愛され少女4

１３４☆ ページ18

sideなし




マ「………」ｽｩ
ドミ「Aと言いなんだ、同情か？」
マ「僕のじいちゃんは間違ってる時は間違ってるって教えてくれた」
マ「それと同時に許してもくれた」
マ「だから、仲直り」
ドミ「暖かいなぁ、君たちは」
マ「後そろそろAを離して欲しい」
マ「近すぎ、長すぎ」
『！』
マ「どうしたの？」

急に怖い顔をしたAにマッシュは声をかけた
ドミナも不思議そうな顔をしてAを見ていた

『来る』
マ「え？」
ドミ(この魔力の質は、お父様……)
イ「思ったより体調がよくなってね、私自ら来てしまったよ」
イ「羨ましいね私のことも抱きしめてくれないか？A」
『………』
ドミ「すみませんお父様、私が不甲斐ないばかりに」
イ「ドミナ、あぁこんなにボロボロになって」
イ「よく頑張ったね」
ドミ「お父様……」
イ「いいよ安心しな、お前の代わりなどいくらでもきく」
ドミ「………」
『大丈夫』ｷﾞｭｯ
ドミ「…………」

絶望したように力が抜けたドミナをAはさらに強い力で抱きしめた
そしてマッシュはイノセントゼロに蹴りを入れた
そしてマッシュの蹴りもAの血の矢も止められてしまった

イ「私は生きていたい、衰えることなく完璧な状態で死を迎えることなく」
イ「だからお前たちの命を使い不老不死になるのだ」
イ「そして作るのだ私の存在を脅かす者のいない世界を」
イ「マッシュバーンデッド、Aモリュートお前らの家族や友人は私は奪う」
『…………』ﾋﾟｷｯ

マッシュとAがイノセントゼロを攻撃するものの時を戻したイノセントゼロには通用しなかった
そしてドゥウムと呼ばれた男が入ってきた
そしてドゥウムを見て何かを感じ取ったマッシュはAを背中に隠した

『マッシュ？』
マ「そういうことですか、A下がっててね」

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