保護猫カフェ ページ31
佐久間side
午後からの仕事がスタジオの都合で延期になったから久しぶりに猫カフェに行って癒されようと思ったら…
『た…たすけ…』
佐「何してんの？」
カフェ中の猫で生き埋めになってるAと遭遇した。
『いやぁ…死ぬか思ったなw』
佐「服が猫の毛に塗れてるwww」
『さっくん今日この時間仕事ちゃうかった？』
佐「延期になったから最近出来たココにきたらAが生き埋めになってたんだよ羨ましい」
『わりとキツイぞ生き埋め』
今もAの膝上にアメショが座ってるし背中にはマンチカンがぶら下がってる。
俺の膝上のラグドールは懸命にAの方に手を伸ばしてるし。
佐「Aってさ…体にまたたび塗り込んでたりする？」
『んなわけあるか』
佐「俺も埋もれたい！……何でAいんの？」
『今更すぎて草』
佐「あ、新しくできたばっかだからまだ出禁じゃないのか」
『ふっ…この店は出禁になる事はない。今日も貸しきってる』
佐「なんで俺普通に入れたの？」
『さっくんやったから約束とでも思われたんちゃう？』
佐「杜撰だなおい」
そんな杜撰で猫カフェ経営大丈夫かここ。
『大丈夫大丈夫。オーナーもスタッフも頭はおかしいけど猫愛とスキルは約束できる』
佐「ちょっとマテ茶」
『緑茶』
佐「ほうじ茶じゃなくて…もしかしなくてもオーナーもスタッフも」
『勿論みゆらぶ。全員保護猫ボランティアしててんけど…メディアで私がいろんな動物カフェ出禁って嘆いてたら建ててくれた』
佐「そりゃ出禁の心配ないわ」
Aと猫のために建てられたカフェだもの。
『ちなここも保護猫カフェよ』
佐「え？この子達保護猫？」
『いや、この子らは保護猫ちゃん達のために働いてくれてるスタッフ猫達。保護猫に会いたい方はスタッフへお気軽にお声がけくださいってスタンスの店やから保護猫ズは奥の部屋』
佐「なるほどね〜。そうゆうタイプの保護猫カフェね」
『通う事によって1回の面接だけじゃなくて何回も面接できるのも利点。まぁ…通ってる間に他の人に譲渡されちゃう事もあるけど』
佐「あ、切ない」
やっぱどんな事にもメリットデメリットあるよねぇ…
『さっくんもボランティアするなら色々アドバイスもらえる様に言っとくけど』
佐「マジ？」
『おー。ちょっと待っとれ。いずみーん』
猫を数匹ぶら下げたまま奥のスタッフルームに消えていったA。
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作者 - パピヨンさん» パピヨン様。こちらこそリクエストありがとうございました！これからもこの自己満足作品をよろしくお願いします！ (5月4日 11時) (
レス) @page45 id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
パピヨン(プロフ) - お話読ませてもらいました。さすが最高傑作です！ありがとうございました。 (5月4日 9時) (レス) @page45 id: eca3bca511 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - パピヨンさん» パピヨン様。いつも楽しく読んでいただきありがとうございます！リクエスト畏まりました。本日はサブ作品更新予定なので更新までしばらくお待ちください。 (5月2日 12時) (レス) id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
パピヨン(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！リクエストですが、バナナサンドのハモリ我慢ゲームに挑戦する王子が読みたいです。お願いします！ (5月1日 19時) (レス) id: eca3bca511 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - pupupupu8887さん» pupupupu8887様。お望みの展開かは分かりませんが確実に関係性は進展します！またいつ三月を出すかは不明ですが気長にお待ちください！ (4月22日 19時) (レス) id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年4月10日 22時
