大丈夫、俺らなら。2

導かれた答えは ページ29

渡辺side





"ガチャ"


宮舘『お、はよう...』




扉を控えめに開けた涼太は、なにか違った。




まさか...




渡辺『りょ』

佐久間『涼太ぁ〜！！おはよ！大丈夫？！緊張してない？！』


おい佐久間....


宮舘『わ、佐久間....笑、近いよ。』

佐久間『え？』

SnowMan-宮舘・渡辺・佐久間『え？』




抱きしめにいった佐久間をそっと剥がしてふわっと笑う涼太は、
どこか懐かしくて、あの貴族風なロイヤルさが漂っていた。




渡辺『涼太、お前やっぱり』

宮舘『うん。みんな、心配かけてごめんね。
戻ったみたい、記憶。』

SnowMan-宮舘・渡辺『え、えぇぇぇぇ！！！』




うるさっ！！



岩本『舘さん本当に？！』

深澤『本当に本当？！』

宮舘『うん。本当。』

ラウール『なんで急に？！』

宮舘『....俺もいまいちよくわからないんだよね。』

向井『だてっ...だてっ、よがっ...だぁ...泣』

阿部『本当っ....よかった...泣』

宮舘『ふふ、お待たせ。』




皆に囲まれて笑う涼太を見ると、なんか、言葉にはできないけど、本当に安心した。



よかったな...本当。
本当っ...。




渡辺『っ...泣』

ラウール『あー！しょっぴー泣いてる！！』

渡辺『っるせぇ...！泣』

宮舘『翔太、色々ありがとう。』

渡辺『まぁ、うん。よかったよ、戻ったなら。』

宮舘『翔太の言葉に何度も助けられたよ。ありがとう。』



なっ！こいつ本当に...


渡辺『っ〜！！いいから、そういうのっ...///』

宮舘『ふふっ笑』

阿部『ゆり組だぁ〜！！泣』

深澤『ははっ、久しぶりに阿部ちゃんのその感じ見た！泣』



となんかよく分からない感じになってしまってる中、ふと動かない佐久間を思い出し見てみると...



佐久間『っ....泣、っ〜....泣』


顔を真っ赤にして大号泣。


宮舘『佐久間。』


涼太も気づいたみたいで、佐久間の方に向かった。

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