過去の話 ページ26
私は元々受験をして高校に入った。
遠くの名門高校に通い始めたときから＿＿＿
＿＿＿いや、ずっと前から
.
「東雲さん。こないだの授業でやった感想文、すごくよかったの。
だから、コンクールに出してみてもいい？」
「でも、私なんかでいいんですか？」
「ほんと、謙虚ね。東雲さんだから言っているのよ。」
「それなら、……ぜひ応募させてください！」
「そのことばを待っていたわ。東雲さんは流石ね。」
「いえ、そんなことはありません。」
「それじゃあ、応募しておくわね」
「はい。よろしくお願いします」
コンクール、か。
「A、聞いたよ？感想文、コンクールに出るって」
「ほんっと、すごいよねぇ。」
「全然だよ。他のすごい人たちもいっぱい来るだろうしね。」
「東雲A様。あなたはこのコンクールにおいて大変優秀な成績を収めました。
これを表彰します……。もうこの場面が目に見えるよー！」
「気が早いね。ふふ。
それより……。そんな褒めてなんか企んでる？」
「め、めざとい……A様！どうか勉強をお教えくださいませ！」
「ふふっ。いいよ。今日は特に予定もないし」
.
「む、難しい……」
「ここは、この定理の応用だよ。そんな難しく考えなくても大丈夫。順番に解いていこう？」
「神様仏様A様ーー！！」
「うわっ、？！もう急に抱きつくと危ないよ？ほら、集中しないと」
「もう無理ー」
「頭パンパンだよ」
「それじゃあ、少しだけ休憩する？」
「やったー！」
「Aっていっつも私達のお願い聞いてくれるけどAのしたいことって自分から言ってくれないじゃん？たまにはAのしたいことも言ってくれていいんだよ？」
「したいこと、？
私は＿＿みんなが喜んでくれる姿を見ることが幸せだよ？」
「もう天使じゃん！」
「ふふ。そんなことないよ？」
「てか、もう休憩できたでしょ？課題に戻ろ？」
「「はーい！」」
したいこと、か。
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ゴマ団子(プロフ) - コメントありがとうございます！歴代であまりコメントが来なかったのでコメント嬉しいです！書き終えたあとにもう一度メインストーリーを見るとやはり理解が深まった気がします！続きを書くか迷っておりますが何回でも読んでくださいませ(*^^*) (4月30日 23時) (
レス) id: be5f4b3a72 (このIDを非表示/違反報告)
夜長王(プロフ) - すみません、類が出てきてコメントするか迷ったんですけど後書きで25のメインスト参考って書いてあってついコメントしてしまいました。奏とまふゆの関係性だーとなりました。シリアス味があってとても続きが気になる作品でした。ありがとうございます！ (4月29日 20時) (レス) @page36 id: 5051543c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇-sumeragi- | 作成日時：2024年4月7日 22時
